用途ごとに必要な機能を決める

自分が避けたい困りごとを一つ決めると、比較する項目が絞れます。仕事用番号が欲しい人と、年に数回だけデータを使いたい人で、同じ回線が最適になるとは限りません。

使う目的優先する条件見落としやすい点
通信障害・圏外の備え主回線と異なる回線網、生活圏の対応別ブランドでも同じ回線網の場合がある
仕事用の電話番号音声通話、必要ならSMS、通話料金データ専用SIMでは通常の音声通話を代替できない
月末のデータ不足を補う必要容量、容量の有効期間、追加費用主回線のプラン変更のほうが安い場合もある
旅行・帰省先で使う訪問先のエリア、テザリング、利用日数自宅で使えたことだけでは訪問先の状態は分からない

障害対策では会社名より回線網を見る

複数の回線網を選べるサービスでは、契約時に選んだ種類まで確認します。例えばIIJmioはタイプDがドコモ網、タイプAがau網、タイプIがドコモ網のフルMVNOです。同じIIJmioという名前でも、選ぶタイプで構成が変わります。

当サイトは、通信経路を分けたい場合、主回線と異なる回線網を候補にする選び方を勧めます。ただし広域停電や端末の故障など、2回線とも使えない状況はあります。サブ回線を持つだけで連絡手段を必ず確保できるわけではありません。

使わない月を含めた費用と維持条件を確認する

例えばpovo2.0は、有料トッピングを長期間購入していない場合の利用停止条件を案内しています。起算日や除外条件もあるため、単に「持っているだけならずっと無料」と考えず、公式の条件に沿って管理してください。

  • 月額基本料だけでなく、初期費用、発行費用、必要なデータ購入、通話料を合計する。
  • データの有効期間と、使い切った後にできることを確認する。
  • 長期間利用しない場合の停止条件と、通知を受け取るメールを確認する。
  • 機種変更時に移せるか、eSIMの再発行手順も確認する。

契約前と契約後にすること

  1. 今のスマホの型番で、2回線を同時に有効にできる組合せを確認する。
  2. 希望する音声・SMS・データの機能と回線網で候補を絞り、料金比較で総額を確認する。
  3. 主回線を残すなら追加の新規契約として申し込む。主回線の電話番号をMNPすると、その番号の契約を移すことになる。
  4. 開通後に回線へ名前を付け、通話用とデータ用の設定を確認する。
  5. Wi-Fiを切り、サブ回線へ手動で切り替えて通信を試す。必要な通話機能も確認する。

よくある質問

サブ回線を入れれば自動で切り替わりますか?

端末、OS、契約、設定によって違います。障害の際に必ず自動で切り替わるとは考えず、データ回線を手動で変更する場所を確認しておきましょう。

データ専用SIMで電話番号を増やせますか?

データ専用は通常の音声通話用番号を増やす用途には向きません。番号による通話やSMSが必要なら、対象プランにその機能が含まれるか確認してください。

同じ会社で2回線を契約する意味はありますか?

仕事と私用の番号分けや容量の管理に役立つ場合があります。障害対策が目的なら、その2回線が同じ回線網を使っているかを別に確認します。

参照した公式情報

申込時にはリンク先の最新条件をご確認ください。